[心理学]奇異性効果とは? -記憶力アップのテクニック!

奇異性効果について

皆さんは何か印象的なものを見た時に、それを何故だか良く覚えていることなんてありませんか?

人間が記憶する過程やそれを手助けする物事は多岐に渡りありますが、今回は中でも異質なものや、奇怪、奇妙なものに対する記憶について詳しくみていきたいと思います。

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― 奇異性効果とは?

“奇異性効果”とは、ヒトの記憶は世間にありふれている一般的なものよりも、日常あまり目にすることのない特異的で、奇異性のあるものの方が覚えやすいという記憶に関する認知バイアスです。

依然この説に対する証拠があるのかどうか検証中の理論ではありますが、印象の強いものを覚えがちなヒトの傾向があるのは確かです。

マクダニエルとアインシュタインは1986年当初、この奇異性のある情報は直接記憶を促進するとは提案していませんでした。

しかし、この奇異性は、通常の情報と区別化され、独特なモノや特異なものとして認識されるために、記憶がされやすいのではないだろうかと考えたのです。この現象はヒトの本能的な観点から理にかなっているようです。

私たちは新しいことに順応、順化するテクニックや能力を有しているため、このような記憶にも本能的に結び付きがあるようです。

簡単な例から見てみましょう。
1:現在、日本のみならず、海外にも多くのタレント、歌手、モデルがいます。しかしなかなか彼らの情報を覚えることは出来ないでしょう。しかしそこに強い独自性がある場合、その記憶の強弱はどのように違ってくるでしょうか?

例えば、声、体系、姿勢、顔立ち、能力、特技、などで他の一般というカテゴリーから区別化されている場合、あまり努力をせずともそういった記憶をすることが出来るのではないでしょうか?

― 学習への応用

それでは、その区別化、特異性、独自性、奇異性を分類化して学習での記憶に応用することは出来ないでしょうか?

学習と言うものは時間をかけて行う人もいれば、効率よく行ってく人もいるかと思います。どちらにせよ努力を必要とする過程には間違えありませんね?通常通り学習することは習慣として素晴らしいことです。

ではその習慣に少し刺激を加えてみるのはどうでしょうか?音読や、問題をとにかく解くのもいいかもしれませんが、通常取らない方法、例えば音声中心、画像などの視覚情報を増やす、歩き回りながら覚えたり、何を覚えたのかを思い出しながら運動したりする。など、独自性が加わることで、通常の記憶のルートとは違うルートとして記憶が出来るかもしれません。

− まとめ

いかがでしたでしょうか?

珍しいモノや奇妙なモノはその印象から通常のモノから区別化されて情報処理される可能性が高いのです。この“奇異性効果”を考えて、どうやったら日常の物事が選択、区別化されているのかを考えてみると面白いかも知れませんね。

執筆日2019年10月16日 執筆者Yoshi
10月20日編集・校閲

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