[心理学]カタルシス効果とは?-表現することで気持ちを楽にしよう!

カタルシス効果について

みなさんは誰かに話を聞いてもらうと、すっきりしたという経験はありませんか?

これは心理学でいう「カタルシス効果」と呼ばれるものです。

考えてみると、問題が解決したわけではないのに不思議ですよね。今回は気持ちが楽になる方法の1つであるこの「カタルシス効果」についてご紹介します。

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ーカタルシス効果とは

カタルシスとは「心の中に溜まっていた澱(おり)のような感情が解放され、気持ちが浄化されること」を意味します。

澱のような感情とはつまり心の底にある不安や怒り、悲しみといった感情のことです。

このような感情の表現を通じて心から解放することを「カタルシス」と呼び、カタルシスによって気分が晴れるなど症状が良くなることを「カタルシス効果」と呼びます。

感情を表現する方法は、例えば涙を流すなど純粋に感情を表現する方法、文字や絵に表す方法、人と会話する方法、などが挙げられます。このような方法で感情を表現することで、カタルシスが得られます。

カタルシス効果は、個人の抱えている問題を直接解決することなく、気持ちを楽にさせるといった点で有効です。

大切な人が亡くなってしまうなど、人にはどうしようもないときがありますよね。

問題を解決することが難しい時におすすめの効果です。また自分だけでなく、誰かのカタルシスを手伝うことで、その人の気持ちをすっきりさせてあげることもできます。このように自分にも周りにも活用できる効果です。

ービジネスでの応用

ビジネスでは特に感情を制御することが求められますが、例えば自分のミスではないのに怒られてしまい納得がいかない、もしくは取り返しのつかないミスをしてしまい気持ちがうまく切り替えられないということはありませんか?

こういった場合、その問題自体を解決することは難しく、次回から頑張るしかないというパターンがほとんどだと思われます。

それでも気持ちはずっともやもやしますよね。そのような場合は「カタルシス効果」を上手く活用しましょう。

例えば自分の感情を日記につけることがおすすめです。特に怒りの感情は物に八つ当たりするなど攻撃的な行為でさらに感情が継続してしまう傾向にあるので、書くという行為が良いでしょう。

誰かに親身になって話を聞いてもらうこともおすすめです。表現することでカタルシスを導けるでしょう。

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ー恋愛での応用

よく「女性は問題の解決方法を求めているのではなく、誰かに話を聞いてもらいたいだけ」ということを聞きますが、これは「カタルシス」を求めているものだと思われます。

自分に話されても解決できないと思うのではなく、話を親身に聞きカタルシスに繋げてあげると好感を持たれやすいでしょう。

もちろん男性にも話を聞いてあげることは有効です。このためには聞く姿勢が大切で、「傾聴」してあげることが必要です。

そこでロジャーズの3原則と呼ばれる傾聴のポイントをお伝えします。

①わからなければ聞き直すなどし、真摯な態度で相手を理解する
適度に相槌を打つ、相手の表現を繰り返す(例:「それで悲しかったんだね」)ことが有効です。

②相手の立場になって話を聞き、共感する
相手の立場になって考えましょう。

もし相手の気持ちに「同意」(例:「私も同じことをするよ」)できなくても、「共感」(例:「そんなことをされたからそうしてしまったんだね」)することが重要です。

③自分の好き嫌いや善悪といった評価をせず、肯定的に話を聞く
あなたの意見を途中で挟みたい気持ちになると思いますが、あくまで相手に話してもらってすっきりしてもらうようにしましょう。

また相手の言うことを否定せず、肯定的に話を聞いてあげましょう。

ーまとめ

今回は気持ちが楽になる方法の1つである「カタルシス効果」についてご紹介しました。

私たちは知らず知らずのうちに家庭や職場、学校などでストレスをためこんでしまいがちです。

「カタルシス効果」を上手く活用して、自分の気持ちや相手の気持ちをリフレッシュさせましょう。

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