[心理学]カクテルパーティー効果とは?-自分を意識させるには?

カクテルパーティー効果について

みなさんはボイスレコーダーで何かの会議や講義を録音したことはありますか?

メインの人が話し始めるまでは、紙のこすれる音、シャーペンの芯を出すカチカチした音、誰かわからない人の話し声やドアを開ける音など、とても雑然とした音声の状況ですよね。

私たちは普段そんな音にあふれた状況で暮らしており、全ての音に気を付けているわけではないのに、どうして自分の名前を呼び掛けられると反応できるのでしょうか?

この秘密を利用した心理学的効果を「カクテルパーティー効果」と呼びます。今回はこの「カクテルパーティー効果」についてご紹介します。

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ーカクテルパーティー効果とは

カクテルパーティーのような大勢の人が集まる状況でも、例えば自分の名前が呼ばれたときは自分の名前だけを聞き取るようにし、他の情報を遮断する効果を「カクテルパーティー効果」と呼びます。

本来私たちの生活はたくさんの音であふれており、全てに気を付けるのは不可能です。

例えば「今日はセミが鳴いている、もう夏だなあ…」と思ってもセミの鳴き声が聞こえているのはその時だけで、その日ずっとセミの声を聞きながら生活はしませんよね(耳には入ってきているのかもしれませんが、ずーっとセミの声を聞いていたら会話もできません)。

たくさんある音の中でも自分に関係する音を脳が勝手に選択し、集中できるように他の音は聞こえないようにしてくれているのです。

「自分の名前がいつ呼ばれるかわからないから気をつけよう」と意識していなくても、名前を呼ばれると自然に反応できますよね。

この効果の利点は、上手く活用すると相手の意識を引き付けることができるところです。相手に関連する情報を盛り込むことで、相手に自分を意識させることが可能です。

「カクテルパーティー効果」は耳からの情報に関してですが、似たような効果で「カラーバス効果」というものもあります。これは目から入る情報を無意識に選ぶ効果です。

自分がおなかすいたなあと思っているときに限って自然とレストランがよく目に入ったり、服がほしいなあと思っているとバーゲンセールの広告がやたらと目につくようになったりするのは、この「カラーバス効果」と関係しています。

ービジネスでの応用

ビジネスでは宣伝や声掛けをする場面があると思いますが、このときはターゲットとなる人が「自分と関係する情報だ」と思うようなキーワードを入れると、よく聞いてもらえるようになります。

漫然と「今日は○○がおいしいですよ~」という宣伝だと、○○を探している人、おいしいものにアンテナを張っている人には聞いてもらえますが、特に買おうと思っていない人には刺さりませんよね。

例えば「今日の献立に悩んでいる方!」や「食べ盛りのお子さんがいる方!」など特定のターゲットを狙うキーワードを入れると、買おうと思ってなかった人でも聞いてもらえる可能性が高いです。

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ー恋愛での応用

カクテルパーティー効果の応用で、会話の中で名前を呼ぶようにすると、好意的な印象が持たれやすいという心理学実験があります。

会話では相手の名前を意識的に呼ぶようにしましょう。名前を呼ぶと注意をこちらに引き付ける効果もあります。

また自分が相手のことを好きなのかわからないといった経験はありませんか?

そんなときはたくさん人がいる場所で、その人の声がすぐに聞こえるか、姿をすぐに見つけられるかを確認してみて下さい。

関心が強ければ強いほど、無意識に目で追っていたり、どんな内容の会話をしているのかを聞いていたりします。

また逆に、普通の大きさの声で話しているのに相手がよく聞き返したりする場合は、あなたにあまり興味がない、もしくは他の人が気になっているのかもしれません。

たくさんの音の中から無意識に情報を選んでいるなんて不思議ですよね。

ポイントは相手に関連する情報を盛り込むことです。上手く活用して相手に自分を意識させましょう。

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