[心理学]フィーリンググッド効果とは?-環境で気持ちを操作できる?

フィーリンググッド効果について

みなさんは部屋で落ち込んでいたけれど、いざ外に出てみると晴れていて気持ちよく、いくらか気分が晴れるような経験はありませんか?

人の感情は実は周りの環境に影響され、この効果を「フィーリンググッド効果」と呼びます。

落ち込んでいた理由が解決したわけではないのに不思議ですよね。今回はこの「フィーリンググッド効果」についてご紹介します。

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ーフィーリンググッド効果とは

人の感情や印象は周りの環境に影響されるという効果です。

これは無関係な事柄でも、人は無意識に関連づけてしまう性質があるからです。なんとなく経験があるのではないでしょうか?
 
例えばあなたが何か秘密のことを話すときに、晴れた空の下広々とした公園の真ん中と、薄暗い居酒屋の個室だとどちらを選びますか?

ちなみにどちらでもあなたと相手の2人だけしかいません。2人だけしかいないとわかっていても、居酒屋の個室を選ぶ方が大半ではないでしょうか?明るく広い空間だとなんとなく話しにくく、狭くて薄暗い部屋の方が話しやすいですよね。

秘密のことを話すときは他の人に聞かれなければ良いので、論理的にはその部屋の広さや明るさは関係ないですが、心理的な印象が全く違いますよね。

これが「フィーリンググッド効果」です。フィーリンググッド効果の利点は、周りの環境を工夫することで、自分にとって有利に働くよう影響を与えられるところです。論理的な説得だけでは難しい時などにおすすめの効果です。

ちなみに似たようなテクニックで「ランチョン・テクニック」というものもあります。これは食事を上手く利用したテクニックです。

例えばおなかがすいているときに何か頼まれるとうるさいなあという気持ちになりませんか?

しかし同じお願い事でも、ごはんを食べている時やおなかいっぱいになった時に頼まれると、そこまで嫌でもないように感じてしまいます。

本当はお願い事の内容とおなかがすいているかどうかは全く関係のないことですが、自分が空腹か満腹化といった状況で、お願い事に対する印象が違ってきます。

ービジネスでの応用

ビジネスでは人に何かを依頼する場面が多くあります。

ビジネスでは感情を持ち込まないことがほとんどですが、人である以上抱いてしまう「印象」は変えられないものです。好印象であれば快く承諾してもらい、物事がスムーズに運ぶ可能性が高いため、好印象であるにこしたことはないですよね。

そのためには「フィーリンググッド効果」を上手く活用しましょう。

何かお願い事をするときは、空腹時は避けて満腹になった時を狙いましょう。「ランチョン・テクニック」を利用して食事をとっている最中に「こういう案件で困っていて…」と相談するのも良いでしょう。

また後輩の相談に乗る際は、いくら2人しかいないとはいえ、広いカフェテリアなどは避けるのが無難です。

カフェの区切られたスペースなど、狭い所がおすすめです。

また相手が空腹だと全てネガティブな方向に考えかねません。相手をポジティブな考えにするためにも、おなかを満たした状態、もしくは何か食べながら相談に乗るのが良いでしょう。

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ー恋愛での応用

好きな人と親密になりたいのなら、明るい空間より薄暗いスペースでのデートを選びましょう。

その際ソファーや音楽などで居心地がよくされていることも必要です。

実際、心理学の実験で、明るい部屋と薄暗い部屋で初対面の男女グループを実験したところ、薄暗い部屋の方が親密度を高めたという結果があります。

雰囲気を重視したレストランもたくさんあるので、そういった場所を利用すると親密になれる可能性が高いです。

ただし、食事がおいしくない、なかなか注文したのに来ない、タバコや騒音が不快となると、「フィーリンググッド効果」がネガティブに作用する可能性もあるので注意しましょう。

今回は環境で感情に影響を与える「フィーリンググッド効果」についてご紹介しました。みなさまも環境を工夫して、自分の優位になるように印象をコントロールしてみましょう。

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