[心理学]アンダーマイニング効果とは?-お金をもらってモチベーションが下がる?

アンダーマイニング効果について

みなさんは趣味でお金が稼げたらいいのにな~と思うことはありませんか?

自分の好きなことでお金が稼げたら最高ですよね。でも心理学では、逆にお金が稼げることでモチベーションが下がってしまう「アンダーマイニング効果」という効果があります。

お金が稼げるのに不思議ですよね。今回はこの「アンダーマイニング効果」についてご紹介します。

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ーアンダーマイニング効果とは

「アンダーマイニング」とは「ひそかに傷つける、いつのまにか害する」(引用:weblio英和辞典 https://ejje.weblio.jp/content/undermine)という意味です。

このように報酬をもらうことで、自分では気づかないうちに意欲が低下してしまうことがあります。

このことを「アンダーマイニング効果」と呼びます。

そもそも人のモチベーションは2種類に分けられます。お金を稼ぐことや出世を目的とした「外発的動機づけ」と、自分が好きだから、面白いと感じるからといった「内発的動機づけ」の2つです。

内発的動機づけの方がその作業自体が目的となっているため、続けたい!という気持ちが強くなる傾向にあります。何かをするのに内発的動機づけを持てるにこしたことはないですよね。

しかしこの内発的動機づけを元にしていたことが、お金や出世などの報酬により意欲が低下してしまうことがあります。

例を出してみましょう。あなたは「町のお手伝いをしよう」という気持ちで地域ボランティアに参加してみました。ところが実はボランティアではなく、この地域行事に参加した人には1,000円の報酬が出ることになっていたのです。

あなたはラッキーと思い1,000円をもらいました。また次も出てみようかなと思います。

しかし次の地域ボランティアでは、なんと報酬は0円とのことです。あなたはそれでもこの地域ボランティアに参加しますか?

次の参加はしないかな、と思ってしまう人がほとんどではないでしょうか?

最初は町のお手伝いをしようという「内発的動機づけ」で参加してみたのに、報酬が出たことによって、報酬という「外発的動機づけ」なしではもうモチベーションが保てなくなってしまいましたよね。

これが「アンダーマイニング効果」というものです。

ービジネスでの応用

この「アンダーマイニング効果」、実はお金や出世以外でも、例えば締め切りを設けたり、監視したりといったことでも起きてしまうのです。

締め切りを設けると「締め切りに間に合わせないといけないからやる」、監視すると「監視されているからやる」というふうに思ってしまいますよね。

このように「自分でやりたい、もしくはやるべきだと思っているからやる」という内発的動機づけの気持ちを削いでしまうようなものは、アンダーマイニング効果をもたらす傾向にあります。

ついつい部下の仕事の進捗が気になって、「○○までにやるように!」と細かく指示を出してはいませんか?

自分でスケジュール管理できている部下にとっては、逆にモチベーションを下げてしまっているかもしれません。

アンダーマイニング効果を避けるモチベーションアップの秘訣は、「褒める」ことです。褒めることは内発的動機づけを高める効果があります。

褒めるときはその人の能力ではなく、努力や行動を褒めてあげるようにするとより効果的です。

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ー恋愛での応用

相手が何かしてくれて嬉しいときに、ついプレゼントをあげてしまってはいませんか?

「今日は○○してくれてありがとう!これ買っておいたよ!」というような具合です。

もしかしたら相手は次に同じことをした時に、あなたが前回と同等の物をあげなければ、もうこれをするのはやめようと思ってしまうかもしれません。

ずっと同じものをあげる予定がないのであれば、やめておいた方がいいかもしれません。言葉で感謝の気持ちを伝える方が、内発的動機づけを高める効果があります。

ーまとめ

内発的動機づけはより長く続くモチベーションとなりますが、お金などにより簡単に失われてしまう可能性があります。

「アンダーマイニング効果」に気を付けて、モチベーションを上手くアップさせましょう。

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